竜side


















あの後、俺はあかりを家まで送って自分の家に帰った。


家に着いて部屋に入るなり鞄を置いて、ベットに倒れ込んだ。



「はぁ、まさかあかりが俺の事好きだったとはな。つか、恋人同士になっちまったし思わず抱きしめちまったよ…。」



あの時、俺の心臓はヤバい位にドキドキしてた。


あかりに聞こえるんじゃないかって位にな。


あの時あんまり表に出さなかったけど、実は焦ってたし「好き。」って言われた時はめちゃくちゃ嬉しかった。




この後、俺はにやける顔をおさえるのに必死だった。