疾風side 何があったかは知らないけど、俺は泣いている水瀬の背中をさすってやることしか出来なかった。 暫く経って、水瀬が落ち着いたみたいだから家まで送った。 本当は病院に戻るつもりだったけど、何だか戻る気にならなくて家に向かって歩いた。 もうすぐで家に着くというところで携帯が鳴った。 竜からのメールだった。 俺はメールを見て驚いた。 「あかりを頼む。」 たった一言だけのメールだった。 メールを返そうとしたけど、どんな言葉を打てばいいのか分からなくて俺は携帯を閉じて歩きだした。