竜side













俺はその夜、中々眠れなかった。


「……どうしたものか。」


俺はベットの上で水瀬を助けに行ったことを思い出していた。


「アイツ…男達に絡まれてる時より、俺の顔見た時の方が怯えた顔してたよな…。」


俺は助けに行った時の水瀬の顔を思い出していた。


「怖がらせたんだろうか…。」


俺は水瀬の事が好きだ。

あの怯えた顔見たとき、正直少し堪えた。


「学校で一言謝っとくか。」


そう心に決めた俺は、いつの間にか眠ってしまっていた。