『んっ…。』

「起きたか、あかり。」

『うん…もう朝？』

「あぁ。」


この会話をした後、私は自分の姿に赤面した。



『みっ…見ないで!!』

「何、今更赤くなってんだよ。昨日、俺隅々まで見たんだけど…。｣

『…そうだけど。』

「なぁ、後悔してないか？俺に抱かれたこと。｣

『始めに言ったでしょ、抱いてくれるのが竜なのに後悔なんかしないって。』

「そうか。｣

『うん。』



こうして、私達は静かにキスをした。