「じゃあ今日はここまで。今日やったところは中間テストに出るからな.ちゃんと復習しとけよ。」


この先生の声を最後に今日の授業が終わった。



「はぁ~、やっと終わったね、あかり。」

『うん。あの先生の授業って何故か眠くなるんだよね~。』

「分かる!午後だと尚更だよね。」

『うん。』


私と由依はさっきの授業の先生について話をしていた。

すると、横から声がした。


「お前ら今日4人でテスト勉強するんだろ?」


声の主は湊。その隣には日比谷がいた。

そう、私達は今日4人で勉強する約束をしていた。


「あっ!そうだった!!」

「言い出しっぺの癖に…。」

「何か言った?湊。」

「イイエ。」

『「((由依怖っ!!))」』


と、2人のやり取りを見ていた私と日比谷は心のなかで恐怖していた。



「でっ、どこでする?」

『やっぱり図書館じゃない?』

「だね。じゃあ行こっか!」

『うん!』


こうして私達は学校を出た。