「ちょっと桜、大丈夫!?」
「麻衣(まい)……」
慌てて駆け寄ってきてくれたのは、友達の麻衣だった。
「過呼吸だと思うから……ほら、この袋口にあてて」
「あ、りが、と……」
保健室かどこかからもらってきてくれたんだろう。
麻衣がビニール袋を手渡してくれる。
ゆっくり呼吸を繰り返しているうちに、息が楽になってきた。
でも……心の中はざわついて、今にも嵐がやってくるような気がしてしまう。
感情が、爆発しそうで……抑えきれない、この気持ちは……。
不安、だ。
「麻衣(まい)……」
慌てて駆け寄ってきてくれたのは、友達の麻衣だった。
「過呼吸だと思うから……ほら、この袋口にあてて」
「あ、りが、と……」
保健室かどこかからもらってきてくれたんだろう。
麻衣がビニール袋を手渡してくれる。
ゆっくり呼吸を繰り返しているうちに、息が楽になってきた。
でも……心の中はざわついて、今にも嵐がやってくるような気がしてしまう。
感情が、爆発しそうで……抑えきれない、この気持ちは……。
不安、だ。


