『学校はどうだ?』

『…あ〜行ってないです』
そう言って笑ってごまかすとNo.1は呆れ顔になる。

こんな仕事をしていても一応、高校3年だ。

もちろん、仕事のことは誰にも言ってない。


『…まぁ、いいだろう。
任務の前に、射撃の練習でもしてこい』

『はい』

射撃場に、いつも見かけるNo.4のREIとNo.8のSAYUの姿はなかった。