「お前なんで俺の靴なんか探したの?」 「え?」 「俺みたいな問題児なんかに…」 その時のくそもちの顔は切なそうだった。 「くそもちには感謝してる」 「感謝?」 「助けてくれたし、あたしなんかしてあげたかった」 「ふーん…」 「それに助けてくれた人が困っているんだから助けてあげなきゃ!」