あたしと不良の物語




圭都の何か言おうとした口の動きが止まった。



「あたし、圭都にいつも助けられてる、だから圭都のためになってあげたいの!」


「……」


「圭都は嫌でもあたしは圭都のこと守るから!」


「…アホ」



圭都は後ろに振り返った。



その時の声は泣きそうな声だった。