名前を決める日がきた あたしの部屋で名前の候補をだして 男だったら 「玲レイ 飛呂ヒロ 珪ケイ 裕ユウ 和羽ワウ」 女だったら 「鈴生リオ 音路イロ 永梨エリ 永久トワ 和ナゴ」 今時の名前や感じが ほとんど猛が考えたやつ ふと 猛が口を開いた 「なぁー」 「ん?」 「生まれたらさ、入籍しような」 「うん! あっ!蹴った」 「マヂか」 ふいにあたしのお腹に猛の手が なぜだかドキドキしてるあたし なんか幸せを感じるあたし