土曜日

「準備できたか?」

「うん」

猛の車で産婦人科に向かった

「ついたぞ」

待合室はお腹のでかい妊婦さんだらけ

猛がぼそっといった
「お前もあーなるんだろーな」

「そうだね なるだろうね」
そう会話してる間に呼ばれた

「櫻井さーん2番にどうぞ」

「はい 行ってくる」

優しそうな女の先生だ

「あなた何歳?」
「18歳です」
「彼氏は?」
「外に居ます」
「そう じゃあ検査しますよ?」
「はい。。。」
「緊張しなくて良いわよ」

検査してもらってるときも不安でどうしようもなかった

「うん居るわね」
「はぁー」
「うーん4ヶ月くらいだわ」
「ありがとうございます」
「ちょっと彼氏さん呼んできてくれる?」
「はい」

「猛、来てだって」
「あぁわかった」

ガッチャ

「あらやっぱり猛だったのねw」
へっ?知ってる人?
「あぁー真央ねぇ」

「知ってるの猛?」
「あぁ俺のいとこ」

「初めまして 猛のいとこの大内真央です」
「はー」
「これ俺の彼女 櫻井音緒」
「彼女に子供作るなんてあんたおばさんに怒られるよ!」
「そうだよな」

「でももう4ヶ月だから音緒ちゃんだって『中絶』何かしたくないよね」
「はい。。。」
「あんたホンとこういう事になるって考えてなかったでしょ」

黙る猛

「まぁー音緒ちゃん何かあったらあたしが相談するから!一様2児のママだから」

ありがたいです真央さん

「まぁー今日おばさん達にちゃんと説明しなさい」
「するつもり」
「エコー写真持ってきなさい」

「あぁーありがとう」