それから、毎日見舞いに行った。 仕事の帰りに駆け付けて、 その度に言っていた。 「結婚して下さい」 そして、君はいつもと変わらない笑顔で決め台詞。 「……無理…ゴホッゴホッ…」 そして、咳き込む君に俺は急いで背中を撫でた。 「…ごめん、ね」 「……」 君のごめんが儚くて、 フッと消えてしまいそうで、 俺は君の後ろで泣いていた。