先生たちが先に着く前に 私は天野君の傍へかけよった。 「天野君!天野君!」 なんで どうして私はここまで必死になってるんだろう? 「夢!?どうしてココに…もうすぐ先生来るよ!?」 6組のめぐみちゃんが 驚いて私の近くにかけよる。 「めぐみちゃん!どうして天野君…倒れたのっ?」 「え、わからない…急に…」 「わかった」 私は強くそう言って 天野君をおんぶした。 「え?夢!どうする気!?」 「先生が遅いから私が連れていく!!」 本当に私は どうかしてる。