私の最低な元カレ



次の日、

天野君が他の女の子と仲良くしてるのが見えた。


『あいつ、ありえない』


唯子は自分のことのように言ってくれるけど

私は実感がわかない。


だって、

私はまだ天野君が好きだもん。


でも天野君は…


『一弥っ』


天野君の前に現れた“天野君をフッた先輩”


一弥…?


天野君に抱きつくその先輩を見て思った。



……ありえない。

結局は、あの先輩が戻ってきたから

私は用無しってこと?






最低!!!