―――――――――――― 体育祭は、成功したと思う。 私も唯子に話したい事あるか ら、今週の土曜日合える~? まじで萎えたよ。 END ―――――――――――― 「送信…っと」 いつもの私では、らしくないメール。 絵文字やデコメなんて一切なし。 だって今日の私は…いつもの私じゃないもん。 送信ボタンを強めに押して、もう一度スカートのポケットに閉まった。 「夢、」 すると閉まったと同時に麻衣が教室へ戻って来た。