……――――俺の 「もう平気なんでしょ?」 頭に触れそうで… 触れなかった。 「…あぁうん。もう平気だよ」 「そう。じゃあ私、もう行くね。お昼まだだし」 「え、……うん」 そう言って、夢は俺の傍から離れていく。 保健室を出ていこうとする―――…