しばらく、新里君が帰ってくるまで、 私はひとりでプログラム折りをしていた。 そして、制服に着替えた新里君が…。 「ごめんっ!遅くなった」 「ううんっ!先生、怒ってなかった?」 「あはは、こんなことで怒らないよ」 私の向かいに椅子を持ってきて、座る新里君。 うっ… 二人っきりって、ちょっと…恥ずかしい、かも。