そんな時、麻美が登校して来た。
「佐岡さん、おはよう。ん、どうしたの?」
そして、私の机がなくなっているのに気付いた麻美は今まで見たこともないような形相でクラスのみんなを睨んでいた。
「ねぇ、みんな。佐岡さんの机何処にやったの?みんな酷いよ。佐岡さんもクラスの友達だよ。本当…みんな酷いよ…。」
その麻美の涙にみんなは何も言えなくなった。私も同じだった。
私の為に涙してくれる麻美に心を打たれたのだ。
そして、私は恐る恐る麻美に声を掛けた。
「浅田さん…、私と友達?」
今、思えばロボットみたいな内容だったけど当時の私には精一杯だった。
けど、麻美は笑顔で【もちろん】と言ってくれた。
その笑顔は、私の心の氷を溶かすには十分だった……。
「佐岡さん、おはよう。ん、どうしたの?」
そして、私の机がなくなっているのに気付いた麻美は今まで見たこともないような形相でクラスのみんなを睨んでいた。
「ねぇ、みんな。佐岡さんの机何処にやったの?みんな酷いよ。佐岡さんもクラスの友達だよ。本当…みんな酷いよ…。」
その麻美の涙にみんなは何も言えなくなった。私も同じだった。
私の為に涙してくれる麻美に心を打たれたのだ。
そして、私は恐る恐る麻美に声を掛けた。
「浅田さん…、私と友達?」
今、思えばロボットみたいな内容だったけど当時の私には精一杯だった。
けど、麻美は笑顔で【もちろん】と言ってくれた。
その笑顔は、私の心の氷を溶かすには十分だった……。


