「すみません~佐岡綾の母ですけど。」


綾を迎えに行った私達を迎えたのは。


「ウギャ~。」


朝、別れた時と変わらない綾の泣き声でした。


「綾、ママが迎えに来たからもう泣かないで~。」


そう言って、私が抱っこすると。


「あら~、やっぱり綾ちゃんママのことが大好きでちゅね~。」


私に抱かれたとたん、綾泣き止み私にぺったりくっついて来ました。