「む、娘と言って親戚の子を引き取っただけだから。」


『まぁ、無理やりだけどね。』


「美菜ちゃんママそこは言わないでくださいよ。」


『へ~、そうなんだ。じゃあ家と似たようなもんじゃん。家も母さんいないから遊の面倒は俺が見てるし。』


月溝君ち、お母さんいないんだ…


『光ちゃん、綾泣いてるけど…いいの?』


「わ~、綾ごめんね~。じゃあとりあえず家帰るねぇ~。月溝君、ママさん達さようなら。正樹君行くよ。」