掃除を終わらせてリビングに戻った私を待ってたのは足に張り付いた重りもとい娘だった。


『綾ちゃん、光が、居なくなってからしばらくはハイハイしてたけど、光がいないのに気付いてからはずっと泣いてたんだから。』


綾…。私のことをそんなに…。


私は思わず綾を抱き上げた。そして、気付いてしまった。


私の足に張り付いたまま、ヨダレを垂らして寝てる愛娘に…。


『泣き疲れた所に光が来たから安心したのねぇ~。』


………そこまで、綾を泣かす前に私を呼べ!!


『あ、ドラマの再放送始まった。』


いつまでも、マイペースなお母さんでした。