「………」「………」 目を見開いて固まる私達 重い空気と痛いくらいの沈黙がしばらく流れて……… 先に口を開いたのは、私だった 「賢也さん、ご飯です」 「……」 それでも固まったまま、私を見つめ続ける賢也さん。 視線が、なんだか恥ずかしい…… 私は、恥ずかしさを紛らわすために用意していたドリンクバー代金を差し出す。 「これ、払いそこねたドリンクバーのお金」 「………」 「あと、友達になれない理由は私がメイドやってるから」 「………」 ノーリアクションは……キツい。