「私、あんたに興味ないから」 それをハッキリ伝えると、 私はかばんを掴んで賢也さんに背を向ける。 最後に見たのは、賢也さんの驚いた顔。 すみませんね、賢也さん 私、メイドですから 心の中で謝りつつ、 私はファミレスを立ち去った。 ……しまった、ドリンクバーのお金を払い忘れてた。