確かに、甘えてはくれてる。 くれてるけど……っ!! 「ゆきな、ごちそうさま」 「お粗末様でした」 「……やっぱこれ、ゆきなの手作りだよね?」 「まぁね」 「そっか、だから美味しかったんだな。納得」 そう言うと、賢也はごろんと横になった。 ……私の太ももに、頭を乗せて。