「なに?」 俺はあくまでも不機嫌なフリ。 ゆきなをからかってる事がバレないように、仏頂面。 そんな俺を見たゆきなは慌てながらも俺の制服の端を掴み、 「あの、その……さ」 「なに」 恥ずかしそうに顔を伏せながら、小さな声で呟く。 「う、……嘘だからっ」