『けん君へ。 けん君がこの手紙を読んでるって事は、ぼくは死んでるんだと思います。 もし生きていっしょに読んでるんだったら、わらいとばしてね。 さて。ぼくが死んだら、けん君は多分しんじないと思います。 でも、ぼくは死ぬだけで、いなくなるわけじゃないです。 見えないし、さわれないし、ふべんだけど、けん君がいたずらする時は絶対に近くにいます』