「……俺はこの時、始めて自分を嫌いになったよ。

みんな、俺のことを利用価値のある特別な道具だと思ってて

子供の頃につけ込んで仲良くさせれば、って思ってるんだって知った時

俺は『特別』が嫌いになった」


「………うん」