学外労働認証書を持ってろって言ったのはこのためか!! 俺はゆきなの策略に舌を巻きつつ認証書を取り出す。 女子の一部が青ざめるのを見て、俺は犯人を確信した。 思わず睨みつけようとするが、 『ですが――……』 スピーカーから声が聞こえたから意識をそちらへ戻した。