李華と話す、楽しい通学時間の間にも、頭の中で、『婚約がバレた時』の策を必死に考える。 李華はきっと、私のことわかってくれるはず。 そう、信じて。 李華を、私を、守る策を考える。 でも。 この『話』のおかげで 隣にいる親友を無くすなんて 私達の決別になるなんて………… 思いたくもなかった。