すぐにハッとして 失言に気がついた。 ちょっと待て!! 何でもないって何だよ!!! これじゃ俺がイヤがらせしたみたいじゃないか…。 どっとため息が出る。 俺ありえない…。 片吹さんは 「そっか」 と言ってまた前を向いた。 一気に悲しくなった。