――トン・・ とうとう壁際まで追いやられてしまった。 レンと壁に挟まれる形になったミリアは身動きがとれない。 「・・・ちょっと・・・っ、 どいてよっ!!」 「だから、無理だって」 「なっ・・なにが無理なのよっ 意味わかんない!! どいてってば!!」 「うるさい。ちょっと黙って」 そう言ってレンは壁に手をつく