「せめて、もう少しお茶でも・・」


「・・・お前が起きるまで随分と待たされたからな。俺はいろいろと忙しいんだ。それに・・俺はお前と仲良くするつもりはない。これはあくまでもお互いの国のための結婚だ。それはお前もよく理解してるだろ?」



目の前が真っ白になった。


美男子が・・こんな性格だったなんて!!!!



「・・・あんたと仲良くするなんてこっちから願い下げよ!!!!

はやく帰りな!!!!


この・・・無愛想クソ王子!!!!」



無理やりレンを部屋の外へ追いやりドアを閉める。