「カナちゃん、来るの?」
「うんうん」
引きちぎれんばかりに首を縦にふった。
「………」
櫂の沈黙が怖い。
「…カナちゃん、さっきお腹痛くて早退したいって、職員室で担任に話してだけど…」
「エッ…エエーッ!!」
ギュウと鼻の頭を摘まんで、櫂がにっこりと笑った。
「にーちゃんに嘘なんかついたら…
ダメじゃないか」
櫂兄ちゃん、目がマジになってますけど!!
「ま、そんな訳だから、ちゃんと美味しいハンバーグ作るように」
と言い残して、去っていた。
.
「うんうん」
引きちぎれんばかりに首を縦にふった。
「………」
櫂の沈黙が怖い。
「…カナちゃん、さっきお腹痛くて早退したいって、職員室で担任に話してだけど…」
「エッ…エエーッ!!」
ギュウと鼻の頭を摘まんで、櫂がにっこりと笑った。
「にーちゃんに嘘なんかついたら…
ダメじゃないか」
櫂兄ちゃん、目がマジになってますけど!!
「ま、そんな訳だから、ちゃんと美味しいハンバーグ作るように」
と言い残して、去っていた。
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