それでも朝はやって来る

黒い戦闘服に身を包んだ男は全部で3人。

3人ともサングラスをかけて、顔がわからない。


1人は清匡の後ろに回り込み、両手の自由を封じ込めて頭に銃を突きつけていた。

1人は悠里の頭に銃を突きつけて身動きを取れなくしていた。

最後の1人は目立つ金髪を隠す事もせず、紅い首飾りを片手に銃口を悠里に向けていた。


「みなさーん、お騒がせして申し訳ありません」


金髪の男は悪びれるわけでもなく、ニコニコしながら続けた。


「欲しいもの頂いたら、退散しますんで。あんまり騒がないでくださいね~

撃ちますよー」


悠里は事態を収拾しようと、瞳の力を使おうと目に力をこめた。




金髪の男はスッと悠里に近寄りサングラスを下げた。


「ダメダメ、こんな人がいっぱいのとこで力なんか使っちゃ~

それにあんたはオレに勝てっこないんだから、大人しくしてて♪」


サングラス越しに見えた金髪の瞳は、黒から徐々に琥珀色に変わっていった。

全部の目が黄色にかわると、サングラスをかけ直して、悠里の腹に黙れと言わんばかりの強烈な一撃を食らわしてきたのだ。



「……ゲホッ!!」




この瞳!?

黄色は確か、梛(なぎ)家の…




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