それでも朝はやって来る

*****


朝子はボーッとしながら、先程まで真楯と一緒に寝ていたベットに横になりながら、アレコレ考えていた。


自分の唇を、人指し指でなぞる。


自分の気持ちがよくわかない


悠里のことはショックで辛くて辛くて仕方がなかったのに、今は真楯がくれたキスの感触を思い出している。



あたしのこと…好きだと言ってくれた。



誰かに必要とされるのは嬉しい。



幸せ……なのかな?



あんな心がはち切れそうなのは、もう嫌だ。

ズタズタに引き裂かれて、バラバラになってしまうなんて…



耐えられない



真楯の匂いが残るシーツにくるまって、今は只幸せに包まれていたかった。





幻想でもいい、只、穏やかに愛されたい。





.