それでも朝はやって来る

死体の処理は、木槿に頼んだ。


髪の毛をセットし、随分と袖を通していなかったクローゼットの服たちを物色する。



景色が変わる。



背ももとの185センチに戻ったし、身体も文句ない。

あっちの方ももう何処に出しても、恥ずかしくない大きさまで戻った。




いつもの俺…だ。



でも、変な違和感があるのは、気にしすぎだろうか…


取り越し苦労で終わってくれれば、いいが……




部屋から出る時、扉が小さくておでこを強打した。



イッテー…


そだ、出る時屈んでたっけ…

親父にリフォーム頼も。




赤くなった額を擦りながら、外に出た。


久々の自分の体を少しもて余しながら、向かう先はもう決めていた。




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