「あんたなんか、あんたなんか大っ嫌い!」

みずほは昔、俺を睨んだ時の目をしていた。


そして語られた真意。


俺はまさかお祖母ちゃんの届けてくれたオムツが、みずほを傷付けたなんて思ってもいなかった。


「私の理想はあの格好いい保育士のお兄さん。あんたなんかとは比べ物にならないわ」

又みずほが毒づく。


「そうか。その理想のお兄さんにお漏らしを見られたから機嫌が悪かったんだ」


――バシッ!
もう一度みずほのビンタが炸裂した。