「良かったね。お祖母ちゃんにありがとうだね」
保育士はそう言いながら、みずほを抱きかかえだ。
「ミーちゃんのじゃないのにー!」
みずほは余計になきだしてしまったのだった。
「いわきみずほちゃん、居ますか?」
余りにみずほが泣くので保育士はもしやと思い部屋の中で遊んでいた園児に声を掛けてみたようだ。
その時。
俺が手を挙げた……
みずほの目が俺を睨んだ。
その事は俺の記憶にもあった。
何も悪い事していないのに睨んだみずほ。
俺の脳には怖い女の子だとインプットされてしまったようだった。
本当の事を聞かされるまでは。
保育士はそう言いながら、みずほを抱きかかえだ。
「ミーちゃんのじゃないのにー!」
みずほは余計になきだしてしまったのだった。
「いわきみずほちゃん、居ますか?」
余りにみずほが泣くので保育士はもしやと思い部屋の中で遊んでいた園児に声を掛けてみたようだ。
その時。
俺が手を挙げた……
みずほの目が俺を睨んだ。
その事は俺の記憶にもあった。
何も悪い事していないのに睨んだみずほ。
俺の脳には怖い女の子だとインプットされてしまったようだった。
本当の事を聞かされるまでは。


