保育園の送り迎えはお祖母ちゃんの役目だった。
あれはそう、確か入園式の翌日。
でも本当は良く覚えていない。
全てみずほの記憶によるものだった。
それ程みずほにとっては忘れられない出来事だったらしい。
お祖母ちゃんは俺が昔使っていた乳母車に、昼寝用の布団を積んで保育園にやって来た。
保育士に荷物を頼んで、何度も俺の様子を窺いながら帰って行ったと言う。
でもお祖母ちゃんはその時ある荷物を渡すのを忘れたらしい。
それはみずほにとって最大の汚点になったとの事だった。
あれはそう、確か入園式の翌日。
でも本当は良く覚えていない。
全てみずほの記憶によるものだった。
それ程みずほにとっては忘れられない出来事だったらしい。
お祖母ちゃんは俺が昔使っていた乳母車に、昼寝用の布団を積んで保育園にやって来た。
保育士に荷物を頼んで、何度も俺の様子を窺いながら帰って行ったと言う。
でもお祖母ちゃんはその時ある荷物を渡すのを忘れたらしい。
それはみずほにとって最大の汚点になったとの事だった。


