彼女の名前は岩城みずほ。
実は俺の名前も磐城(いわき)瑞穂。

漢字で表記されない保育園時代。

とにかく迷惑がられた。


小さい時から何時もこんがらがって、それでずっと意識していた。


で、結局付き合う事になった。
てな訳です。


その遺体を取り囲むように大勢の先生や生徒達。


「一体何があったんだ」
俺は途方に暮れた。


――もう宿題遣って貰えない。


――便利な恋人だった。


――違う違う!


――そんなんじゃない!


俺はマジで自分を見失っていた。