俺はその時思い出した。
父親が亡くなった時、松尾有美は学校に居たと言う真実を。
(――って言う事は……
あの、先生の恋人だった人も関与しているのかも知れない)
俺は自分の考えが怖くなった。
それでも何れは明らかにしなくてはいけない事だと感じていた。
それは全てが先生の為になると思っていた。
有美と継母が犯人ではないと確信する為に。
(――でももし……
本当に犯人だとしたら)
(――そうだよ……
俺も叔父さんも、殺人に加担した事になる)
いくら知らなかったとはいえ、元警察官が関与した事になる。
俺はイワキ探偵事務所の未来が心配になった。
父親が亡くなった時、松尾有美は学校に居たと言う真実を。
(――って言う事は……
あの、先生の恋人だった人も関与しているのかも知れない)
俺は自分の考えが怖くなった。
それでも何れは明らかにしなくてはいけない事だと感じていた。
それは全てが先生の為になると思っていた。
有美と継母が犯人ではないと確信する為に。
(――でももし……
本当に犯人だとしたら)
(――そうだよ……
俺も叔父さんも、殺人に加担した事になる)
いくら知らなかったとはいえ、元警察官が関与した事になる。
俺はイワキ探偵事務所の未来が心配になった。


