そして有美は、サッカー部のエースに愛された為に自分が死んでも誰も悲しまない。


その事実を知ってしまったのだ。


それはみずほの、成績優秀な生徒が一人居なくなったからラッキー。

と思ったライバル達にも繋がっていた。


それでも、逃げてほしくはなかった。


あの二人と……

キューピット様と戦ってほしかった。


微力ながら俺も協力しようと思った。

何が出来るのか解らないけど。

守り抜く事が出きるのかどうか心配だったけど。