俺はみずほの事件の為に行けなくなった探偵事務所に向かおうとして一旦席を立った。


――そうだよ。
その為に此処を選んだんだった。


俺は有美には悪いと思ったが、一度は訪ねなくてらいけないと何時も思っていたのだった。

でも実は叔父さんには何も言っていなかったけど……


一旦は席は外した。
でも何か気になって、もう一度カフェに行った。


虫の知らせと言うか……
俺の直感が蠢いた。


――ってゆうか……

みずほのコンパクトが反応していたからだった。


――何かがある!?
俺の直感もそれを感じていた。