「…ということで付き合うことになりました…」
「お前…いつの間に、そこまで仲良くなってたんだよ」
「…分かんない」

今は図書委員の仕事中。

そして誠は『暇だから』と図書室に遊びに来ている。

「そっかぁ…。良かったな。やっと…安心できる…」
「アハハ。ありがとう」
「紗良は妹みたいだから…どこか、ほっとけなかったというか『俺が守らなきゃ』みたいな感じだったんだけど、これからは大丈夫だな」
「うん…。でも、私…誠のことも大好きだよ。誠はお兄ちゃんみたいな感じだし…きっと、これからも頼っちゃう」
「おう。サンキュ。いつでも相談のってやる」