*幸樹目線*



…「好きです」だって?アミを!?ふざけんな。どーせ顔だけだろ?…ほら、やっぱり。「一目ぼれしました」だとよ。

俺なんてなぁ、15年間も想ってるんだぜ!?それを1日で好きになって一目ぼれしました、付き合って下さいぃーっ!?っざけんじゃねぇよ。



…。!?



俺とアミが両思い!?…初耳だぞっ!まぁ、んなわけねぇか。

え!?付き合ってるか教えて欲しいだと!?…っ

付き合ってるわけねぇダろ。

まだ告白すらしてねぇよ!!
でも、アミは俺のだ。

「そーだよ。俺ら付き合ってる。」



そう言ってやると、そっかとかなんちゃらいって帰って行った。


「えっとー…ぃ、今のは・・・?」
と顔を赤くしていうアミ。…プッ可愛いなぁ~っ


「ぃや、アミ、困ってるかなって思って。付き合ってるって言えば帰るかなってさ!」
…もしや、今が告白のチャンスだったのか!?うおーっ!!しくじった!!

「あ、そっかぁ…///ありがとー!!(にこっ)」


今の顔やべーわ。///

瞬殺されたーっ!!!!

「…これからもさっ、告白されて断るとき困ったら、俺のコト使っていいぜ?彼氏いるのでごめんなさいってさ。」


勇気を出して言った。

ユイと渉が一瞬驚いた顔をしてからニヤニヤ笑っていた。


こいつらに俺がアミの事が好きなのは、とっくの昔にばれてる。。。

潤はムスーっっとしながら俺を睨んだ。


「え…!?えぇえぇ!?悪いよそんなの!!幸樹に…っ」
アミがあせった様子で言った。

「でも、断れないんだろ?俺を使って断った方がきっぱりあきらめてくれるかもよ?」

なんとか納得させようと