恋愛年齢。


痩せた私を英二君に見て欲しい。


暫く睨み合いが続いたけど、結局お母さんが折れてくれた。



「…仕方がないわね。ただし、体調が悪くなったらすぐやめるのよ?」



「うん、ありがとう!!」



「恋してるのね。痩せたいのは彼氏の為なんでしょ?」



急にニヤニヤするお母さんに、私は返答できずに固まってしまう。


そっか…お母さんは彼氏ができたと思ってるんだっけ…!



「今度、遊びに連れていらっしゃいね!」



「や…やだよー、恥ずかしいし!」



「えー、いいじゃない。どんな人か見てみたいわ。」