「ええ〜っ!!男の子の部屋に泊まった!?」



「しーっ!美香、声が大きいっ!!」



社員食堂で昼間からする話題じゃない。


やっぱり美香に質問責めに合って、結局話してしまった。



「ごめん!それでそれで?」



うわぁ…すっごく目がキラキラしてる。



「それだけだよ。美香が期待するようなことは何もなかったから!」



「えー!…でも、好きになったんじゃないの?その子のこと。」



“好き”



その言葉にまたしてもドキッとする心臓。


いやいや自分、おかしいから!