「おわ…っ!?」
「はいっ!大好きです、部長!!ずっと…ずっと会いたかった…!やったーっ!!」
一回り年上なあなたは、大人の男の人で…やっぱり、めちゃくちゃイケメンです…!
つくづく、この人が好きなんだと…実感した。
「…部長じゃなくて…名前で呼んで欲しいかも。」
元に戻っても、中身はずっと変わらない。
私はクスッと笑って、愛しいあなたの名前を囁いた。
「うん。…英二…。」
優しい、大きな手が私の頭を優しく撫でて。
「…蘭子。ありがとう。」
少し低くなった大人の声で、私の名前を呼んでくれる。
この日の幸せを、私は一生忘れない。