釣り合わない、だなんて…私と…思ってたことが…同じ…。 「君をいつも見てた。部長の権限を使ってまで…君の傍にいたくて。失恋して…君が変わっていってしまっても…俺は君が好きだった。だけど…情けないけど、君に伝える勇気がなかった。」 「ほ…本当に…?嘘…じゃないですよね…?…夢…?」 部長が…ずっと想っていてくれたなんて。 嬉し過ぎて…幸せ過ぎて…まるで、夢みたいで。 「…夢なもんか。君があんな恥ずかしい告白をするから…俺も本当の気持ちを言わないと…って。」 ぎゅっと…抱き締めてくれて。