「俺の女に…何の用…?」



英二…君…?



「いたたたたっ!解った、すまんすまん!離せ!」



気が付いたら…おっちゃんが痛がっていて。


英二君に腕を掴まれていた。



「彼氏なら、もっと早くに登場せんか!は〜…若いって良いねぇ。おっちゃん飲み直してくるわ。」



ブツブツ独り言を言いながらおっちゃんは去って行った。



「え…いじ…君…?」



あれ…何だろう…。



“俺の妹に、何の用ですか?”



“俺の女に…何の用…?”



中村部長と…また、重なる…!



「ったく、暫くウォーキングしてないと思ったら、酔っ払いに絡まれてるし。」